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実際にあった!塗装工事・屋根工事の失敗例と後悔しないためのポイント
投稿日: 2025-06-18
カテゴリー:豆知識|投稿者:sukamoto
外壁塗装や屋根工事は、住まいの美観と耐久性を維持するうえで欠かせない大切なメンテナンスです。ところが、業者選びや施工内容を誤ることで「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまう方が少なくありません。
この記事では、実際にあった塗装・屋根工事の失敗事例をもとに、なぜ問題が起きたのか、そして失敗を防ぐにはどんな点に注意すればよいのかを詳しく解説します。これから工事を検討している方にとって、判断材料となる実践的な情報をお届けします。
外壁塗装を大手のリフォーム会社やハウスメーカーに依頼したお客様の中には、「実際に来た職人がまったく別の業者だった」と驚かれる方もいます。実はこのように、契約だけを元請けが取り、工事を丸ごと下請けに流すケースが少なくありません。
このような場合、職人の技術力や施工内容の管理が行き届かず、結果として手抜き工事に繋がってしまうことがあります。誰が現場を担当しているのかも分からない状態では、施工中に不安を感じたり、何かあっても責任の所在が曖昧になることもあり、大きなトラブルの原因となります。
外壁塗装の基本は、下塗り・中塗り・上塗りの「3回塗り」です。この工程を守ることで、塗膜の密着性と耐候性を確保でき、長期間にわたって外壁を保護することができます。
しかし実際には、中塗りや下塗りを省略し、2回塗りで済ませてしまう業者が存在します。見た目にはキレイに見えても、年数が経つと塗膜が剥がれてきたり、早期に色あせが発生してしまうなど、後悔につながるケースが後を絶ちません。
お客様からは「数年で塗装がボロボロになってしまった」「新築時よりも早く劣化している」といった声が寄せられることもあり、しっかりとした施工をしていれば防げた問題ばかりです。
塗装工事の品質を左右するのは、塗料だけではありません。塗る前の「下地処理」こそが、最も重要な工程のひとつです。汚れやカビ、旧塗膜の剥がれなどをしっかりと除去しないまま塗装を進めてしまうと、いくら高性能な塗料を使っても、早期に剥がれや浮きが発生してしまいます。
特に注意が必要なのは、難付着サイディングと呼ばれる高性能外壁材。表面に特殊コーティングが施されており、通常の塗料では密着しづらいため、専用の下塗り材や密着テストが不可欠です。こうした外壁に対応できない業者が施工を行うと、数年で塗装が剥がれるという深刻なトラブルに発展します。
スレート屋根の塗装では、縁切りと呼ばれる重要な工程があります。屋根材同士の重なり部分に隙間を確保することで、内部に入り込んだ雨水を外へ排出する役割を果たします。
ところが、実際の現場では縁切りが行われず、塗膜で屋根材の隙間が塞がれてしまっていたという事例があります。この結果、雨水が排出されず、逆流して屋根下地や室内に浸水してしまい、雨漏りを引き起こすことになりました。
このような失敗は、タスペーサーという専用部材を使えば防げたものです。正しい知識を持った業者であれば、縁切りの重要性を理解し、確実に施工に取り入れます。
瓦屋根に対してラバーロック工法を行い、瓦の隙間をすべてシーリング材で塞いでしまったというケースもあります。本来、瓦屋根は適度な隙間があることで通気と排水が確保され、屋根下地を乾燥状態に保つ構造です。
ところが隙間を完全に塞いでしまうと、内部に湿気がこもり、野地板や垂木などの構造材が腐食しやすくなってしまいます。また、台風などの強風時には、風の逃げ道がなくなることで瓦が破損・飛散しやすくなる危険もあります。
ラバーロック自体は補修目的で用いられることもありますが、正しい使い方を理解していなければ、むしろ屋根の寿命を縮めてしまう結果になるのです。
訪問販売業者の中には、「本日契約なら50万円引き」「今だけキャンペーン価格」などと、大幅な値引きを前面に出して契約を迫る手口があります。驚くほど安い金額を提示され、つい契約してしまったという方もいるでしょう。
しかし、安くするために塗料の品質を下げたり、工程を省略するなどして、結果的に施工の質が落ちてしまうことがあります。価格の魅力に釣られて契約したものの、後になって「やり直しが必要」「結局高くついた」と後悔する例も少なくありません。
訪問販売でよく聞かれるのが「自社開発の高性能オリジナル塗料を使います」というセールストークです。一見、独自の強みのように見えますが、実際には性能や耐久性が明確に示されていないことも多く、製品情報がブラックボックスになっている場合があります。
一般的な塗料であれば、メーカー名、製品名、耐久年数、施工実績などの裏付けがあり安心できますが、オリジナル塗料ではその信頼性を判断する基準がありません。
とても悪質なケースでは、訪問業者が屋根に上がった際にわざと瓦をずらしたり、割れたふりをして写真を撮影し、「今すぐ直さないと大変なことになる」と不安を煽って契約を迫ることがあります。
高齢者の一人暮らし宅などで特に多く見られ、後から点検してみると、施工の必要がなかったというケースも。こうした手口に巻き込まれないためには、その場で即決せず、必ず他の業者からの意見を聞くことが重要です。
塗装工事や屋根工事を成功させるためには、ただ単に「金額が安い業者」を選ぶのではなく、“施工の中身と施工体制”に目を向けることが非常に重要です。多くのトラブルは、契約時点で見抜けるポイントを見逃したことが原因で発生しています。
ここでは、工事で後悔しないために、契約前に必ず確認しておきたい3つのチェックポイントを解説します。
塗装や屋根工事の品質は、「どんな塗料を使ったか」だけでは決まりません。実際に手を動かす職人の知識・技術・経験が、仕上がりの良し悪しに大きく影響します。つまり、最終的な品質を左右するのは「誰が施工するか」なのです。
信頼できる業者であれば、契約時に「誰が現場に入るか」「どんな職歴の職人が担当するか」までしっかり説明があります。現地調査から施工完了まで、同じ担当者が責任を持って一貫して対応する体制が整っていれば、連携ミスや説明の食い違いも防ぎやすく、施主側としても安心です。
一方で、契約時には丁寧な営業をされても、工事になると見知らぬ下請けの職人が来て、連絡もつかない…というケースは要注意。下請け・孫請けの業者に丸投げしていると、施工品質のばらつきや責任の所在不明といったリスクが高まります。
洲加本建装工業では、下請けを使わず自社職人が責任を持って施工するため、現場で何かあっても迅速に対応が可能。職人一人ひとりの顔が見え、施工に対する誇りと責任感を持って仕事をしています。
契約前に、工事の具体的な内容や流れをどこまで詳しく説明してくれるかも、業者を見極める重要なポイントです。信頼できる業者であれば、専門用語をかみくだいて、素人でも分かるように丁寧に説明してくれます。
たとえば、外壁塗装なら「3回塗りが基本である理由」「なぜ下塗りを省くと不具合が起きるのか」「使用する塗料がどう機能するのか」など、施工の目的と意味をしっかり伝えてくれるかどうかが判断材料になります。
さらに、工事中も「今どこまで進んでいるのか」「今日は何の作業をしたのか」といった進捗報告を、写真や口頭でこまめに行ってくれるかどうかも、安心して任せられるかどうかの分かれ目になります。
説明のないまま工事が進むと、「本当にちゃんとやっているのか?」と不安になるのは当然です。そうした不安を与えない業者は、常にお客様と「対話」しながら工事を進める姿勢を持っています。
洲加本建装工業でも、施工中は工程ごとに写真を撮影してお客様に報告するなど、「見える施工」「分かる工事」を徹底しています。工事の“見えない部分”にこそ信頼を置いていただけるよう、説明責任を大切にしています。
塗装工事では、使用する塗料の性能によって耐久年数やメンテナンスサイクルが大きく変わります。そのため、見積書や仕様書にどんな塗料を使うのかが明記されているかどうかは非常に重要です。
信頼できる業者は、「メーカー名」「製品名」「塗料の種類(シリコン、フッ素、ラジカル制御型など)」「グレード」「期待耐用年数」などを明確に提示してくれます。これにより、施主側でもインターネットで製品情報を確認し、性能や価格相場の妥当性を判断することができます。
逆に、「オリジナル塗料を使用します」とだけ説明され、具体的な製品名や性能が不明な場合は注意が必要です。中には、実際には安価な汎用塗料を使いながら、高額な工事費用を請求しているケースもあります。
また、塗料の正規品にはメーカー保証が付く場合もあり、これも安心材料になります。正規品であれば、万が一のトラブル時にメーカー対応が受けられる可能性があるため、保証の有無も確認しておきたいポイントです。
洲加本建装工業では、使用する塗料はすべてメーカー名・製品名を明記し、なぜその塗料を選んだのかまで丁寧にご説明しています。お客様ごとに異なる建物条件やご予算に合わせて、最適な塗料をご提案することを常に心がけています。
洲加本建装工業では、すべての施工を自社職人が担当し、下請けや外注任せにはしていません。現地調査から施工、アフターフォローまで一貫して対応する体制が整っているため、施工の質と責任の所在が明確です。
また、工事の各工程を丁寧に記録し、写真付きでお客様にご報告。施工内容をしっかりと「見える化」することで、お客様に安心と納得をご提供しています。
使用する塗料や工法についても、専門用語を避けながら分かりやすくご説明し、無理な営業や不要な追加工事の提案は一切ありません。お客様一人ひとりに合った、誠実なご提案を心がけています。
外壁塗装や屋根工事で後悔しないためには、「施工の中身」だけでなく「施工する人」まできちんと見極めることが重要です。安さや宣伝文句だけで業者を選んでしまうと、見えない部分で手抜きが行われ、数年後に高額な再修繕が必要になることもあります。
洲加本建装工業では、自社職人による責任施工と確かな技術で、お客様の大切な住まいをしっかりと守ります。塗装・屋根工事をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。失敗しない工事の第一歩は、信頼できる業者選びから始まります。
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