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自分で直せる?プロに任せるべき?ホームセンターの補修材を使う前の注意点。
投稿日: 2026-05-27
カテゴリー:豆知識|投稿者:sukamoto
「外壁にひびが入っているのを見つけた。ホームセンターで補修材を買えば、自分で直せるかな?」
そんなふうに考えたことのある方は、きっと少なくないと思います。費用を抑えたい気持ちや、早めに何とかしたいという焦りから、DIY補修に踏み切ってしまうケースはとても多いです。でも、補修材を手に取る前に、ぜひ一度立ち止まって確認していただきたいことがあります。
この記事では、DIY補修で対応できる症状とそうでない症状の見極め方、ホームセンターで売られている補修材の種類と正しい選び方、よくある失敗パターンとその後の影響、そしてプロへの依頼が必要なタイミングについて、外壁塗装のプロの視点からわかりやすくご紹介しています。「自分でやるべきか、プロに頼むべきか」で迷っているすべての方に、判断の手助けになる内容をお届けできれば嬉しいです。

外壁のひび割れや塗膜の剥がれを見つけたとき、「小さいし、とりあえず自分で塗っておけば大丈夫かな」と思うのは、とても自然な感覚です。
ただ、外壁の傷みには「見た目の問題」と「構造の問題」の2種類があり、表面だけを見て判断してしまうと、知らないうちに症状を悪化させてしまうことがあります。
ここではまず、その違いについて一緒に確認していきましょう。
外壁に生じるトラブルは、大きく分けると「塗膜(とまく)表面だけの劣化」と「下地や構造体にまで達している劣化」の2種類があります。塗膜とは、外壁を保護している塗料の層のことです。
表面の塗膜がわずかに色褪せていたり、細い線のようなひびが入っている程度であれば、状態によってはDIYでの対処も可能な場合があります。
一方で、ひびの幅が広かったり、外壁材そのものが傷んでいたりする場合は、表面を塗り固めても根本的な解決にはなりません。むしろ内部に水分が閉じ込められて、劣化がさらに進んでしまうこともあります。
見た目は小さなひびでも、内部では想像以上に傷みが広がっていることがあるのが、外壁トラブルの難しいところです。「とりあえず塗っておけば安心」という判断が、のちに大きな出費につながってしまうケースは少なくありません。
だからこそ、補修材を使う前に「これは表面だけの問題なのか、それとも下地まで達しているのか」をしっかり見極めることが、とても大切になってきます。

「では、自分では何もできないの?」と思った方、そんなことはありません。症状の種類と程度によっては、DIYで対処できるケースも確かにあります。大切なのは、自分でできる範囲を正しく知っておくことです。
DIY補修が比較的向いているのは、症状が軽微で、かつ表面の塗膜だけに留まっている場合です。
たとえば、幅が0.3mm未満の細いひび割れは「ヘアクラック」と呼ばれ、外壁の表面にだけ生じている浅いひびです。構造体への影響が少ないため、適切な補修材を使えばDIYでも対処できることがあります。
また、外壁を手で触ったときに白い粉がつく現象は「チョーキング」と呼ばれる塗膜の劣化サインです。全体的に広がっている場合はプロによる塗り替えが必要ですが、ごく初期で範囲が限られている場合は、一時的な対処としてDIYが選択肢になることもあります。
さらに、窓まわりや外壁の継ぎ目に使われているゴム状の充填材を「コーキング(シーリング)」といいます。このコーキングの一部が浮いていたり、小さく割れていたりする場合も、範囲が限定的であれば部分的なDIY補修が可能なケースがあります。
DIYで対応しようと思ったときでも、補修材を手に取る前にいくつかの確認をしておいてください。
まず、室内に雨漏りや水染みがないかを確認しましょう。外壁のひびや傷みを通じて、すでに水が内部に入り込んでいる可能性があります。水染みがある場合は、表面の補修だけでは解決しないことが多いため、早めにプロへの相談をおすすめします。
次に、ひびの幅と深さを確認してください。幅の目安は、一般的に販売されているひび割れゲージや、名刺の厚みと比べる方法で確認できます。名刺の厚みがおおよそ0.3mm程度ですので、それより広ければプロへの相談を検討してください。
また、補修しようとしている箇所の周辺を軽く手で押してみてください。ぶかぶかとした感触や、表面がポロポロと崩れるような状態であれば、下地そのものが傷んでいるサインです。その場合は、表面の補修だけでは対応が難しくなります。

ホームセンターに行くと、外壁補修材のコーナーにはさまざまな製品が並んでいます。「外壁用」と書かれた製品を選べば問題ないと思いがちですが、実は素材や用途によって選ぶべき製品が変わってきます。ここを誤ってしまうと、補修してもすぐに剥がれてしまったり、余計に目立ってしまったりすることがあります。
まず、補修材の主な種類を知っておきましょう。
「コーキング材(シーリング材)」は、窓枠や外壁の継ぎ目などに充填して隙間を塞ぐために使う、ゴム状の素材です。柔軟性があり、建物の微妙な動きに追随できる点が特徴です。ひび割れ全般に使えると思われがちですが、用途は主に「隙間の充填」に限られます。
「フィラー・パテ類」は、ひび割れや穴を埋めるための下地補修材です。凹凸を平らに整えることを目的としているため、これ単体で仕上がりになるわけではなく、上から塗料を重ねることが前提になっています。
「補修用塗料」は、小さな色褪せや剥がれ箇所に直接塗り重ねるタイプの製品です。ただし、元の外壁の色と完全に一致させることは非常に難しく、補修箇所だけが浮いて見えてしまうことも少なくありません。
どの製品も「用途に合った使い方」をすることが大前提です。目的と異なる使い方をすると、密着不良や剥がれの原因になりますので、製品の説明書きはしっかりと確認してください。
補修材選びで特に見落とされやすいのが、外壁の素材との相性です。
外壁の素材には、モルタル、窯業系サイディング、金属系サイディング、ALC(軽量気泡コンクリート)など、さまざまな種類があります。それぞれ素材の性質が異なるため、使用できる補修材の種類も変わってきます。
「外壁用」と表示されていても、特定の素材にしか対応していない製品も多くあります。対応していない素材に使ってしまうと、表面に密着せずにすぐ剥がれてしまったり、素材そのものを傷めてしまったりすることがあります。
自宅の外壁の素材が何かわからないという場合は、外壁を軽く叩いてみると、ある程度の判断ができます。コンコンと硬い音がすればモルタルやALC、少し軽い音がすれば窯業系サイディングの可能性が高いです。ただし、確信が持てないときは無理に補修材を選ばず、プロに確認してもらうことをおすすめします。

実際にDIY補修を試みた結果、問題が悪化してしまったというケースは、残念ながら少なくありません。「知っていれば防げた」という視点で、代表的な失敗パターンをご紹介します。同じ経験をしてしまわないように、ぜひ確認しておいてください。
DIY補修でもっとも多い失敗のひとつが、下地処理をせずに補修材を塗ってしまうことです。
外壁の表面は、経年劣化によって塗膜が浮いていたり、粉っぽくなっていたりすることがあります。そのような状態の上に補修材をそのまま塗っても、しっかりと密着することができません。
結果として、数週間から数ヶ月後には補修材が浮いてきたり、剥がれてきたりしてしまいます。さらに厄介なのは、剥がれた補修材の下に隙間が生まれ、そこから雨水が入り込みやすくなってしまうことです。補修したつもりが、かえって水の侵入口をつくってしまうケースもあります。
補修材を使う前には、補修箇所の周辺をしっかりと清掃し、浮いている塗膜や汚れを取り除く「下地処理」が欠かせません。
幅が0.3mm以上あるひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、外壁の下地や構造体にまで達している可能性があるひびです。このようなひびを、表面だけコーキング材などで塗り固めてしまうのも、よくある失敗のひとつです。
構造クラックの内部には、すでに雨水や湿気が入り込んでいることがあります。表面を塞いでしまうと、内部に閉じ込められた水分が行き場を失い、外壁材や断熱材の腐食が進んでしまうことがあります。見た目はきれいになっても、内部では劣化が静かに進み続けている状態です。
ひびの幅が大きいと感じたときや、ひびが斜めに走っていたり、複数箇所に広がっていたりするときは、DIYでの対処は避け、プロに診断してもらうことを強くおすすめします。
「補修材で埋めたら、色が全然合わなくて逆に目立ってしまった」という経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。これも、DIY補修でよく起こる失敗のひとつです。
外壁は年月とともに紫外線や雨にさらされ、少しずつ色が変化しています。一方、補修材や補修用塗料は製造時の色そのままですので、どんなに近い色を選んでも、既存の外壁との色の差が出てしまいます。
部分的な補修の限界がここにあります。補修箇所だけが新品のように浮いて見える状態は、見た目の面でも満足感が得られにくく、場合によってはかえって外壁の傷んだ印象を強調してしまうこともあります。
色褪せが気になる場合や、補修箇所が目立つ場所にある場合は、外壁全体の塗り替えを検討したほうが、長期的に見てコストパフォーマンスが高いことも多いです。

ここまでの内容を踏まえて、「ではどんな状態になったらプロに相談すればいいの?」という疑問に、できるだけ明確にお答えしていきます。迷ったときの判断基準として、ぜひ参考にしてみてください。
次のような症状が見られる場合は、DIYでの対処ではなく、専門業者への相談をおすすめします。
幅が0.3mm以上あるひび割れ(構造クラック)は、下地や構造体への影響が考えられるため、専門的な診断と補修が必要です。
ひびの周辺に外壁の膨れや剥離、茶色い水染みが見られる場合は、すでに内部に水が入り込んでいる可能性があります。放置すると建物内部の腐食につながることがあるため、早急な対応が必要です。
室内の天井や壁に水染みが現れている場合は、雨漏りのサインです。外壁のどこかから水が侵入していることが多く、原因の特定と根本的な補修が求められます。
外壁全体にチョーキングが広がっている場合や、コーキングが全体的にやせて隙間が広がっている場合も、部分補修では対応しきれないため、塗装や打ち替えなど全体的なメンテナンスが必要なサインです。
外壁のトラブルで、最も費用がかさんでしまうのが「様子を見ているうちに悪化してしまった」というケースです。
軽微な段階で対処すれば、部分的な補修や塗り替えで済むことが多いです。しかし放置することで外壁材の交換や、内部の構造体の修繕まで必要になると、費用は数倍から数十倍にまで膨らむことがあります。
外壁の補修は「早期発見・早期対処」が鉄則です。「まだ大丈夫だろう」という判断が、長い目で見ると一番コストがかかる選択になってしまうことがあります。
気になる症状を見つけたら、まずは無料の外壁診断を活用することをおすすめします。プロの目で現状を確認してもらうだけで、今後どんな対応が必要なのかの見通しが立ち、安心感が大きく変わります。

「プロに頼めばいいのはわかるけど、何がそんなに違うの?」という疑問もあると思います。費用をかけてプロに依頼することの意味を、もう少し具体的にご説明します。
プロの補修がDIYと大きく異なる点のひとつが、「下地処理」の丁寧さです。
プロの施工では、補修材や塗料を塗る前に必ず下地を整える作業を行います。劣化した塗膜や汚れを取り除く「ケレン」と呼ばれる工程や、補修材・塗料をしっかりと密着させるために塗る「プライマー(下塗り材)」の使用がその代表です。
プライマーとは、いわば接着剤のような役割を果たす下塗り材のことで、これを丁寧に塗ることで、その後の塗料や補修材がしっかりと外壁に定着します。
どんなに品質の高い補修材や塗料を使っても、下地処理が不十分では長持ちしません。逆に、下地処理が丁寧に行われていれば、施工後の仕上がりと耐久性が大きく向上します。「見えないところに手を抜かない」ことが、プロの施工の根本にあります。
ホームセンターで販売されている補修材は、一般の方が扱いやすいように調整されたものが中心です。一方、プロの業者が使用する塗料や補修材は、耐候性・密着性・耐久性においてより高い性能を持つ製品が多く、一般には流通していないものも多くあります。
また、プロへの依頼には「施工後の保証」があります。万が一、施工後に不具合が生じた場合に対応してもらえるかどうかは、安心感において大きな差があります。DIYでは、失敗しても自己責任になってしまいます。
洲加本建装工業では、施工に使用した塗料の出荷証明書をお渡ししており、使用した塗料が何であるかを確認していただける透明性を大切にしています。また、2年・5年・8年・10年の定期点検と、最長10年の自社保証制度により、工事後も長期にわたって安心してお任せいただける体制を整えています。
「結局、どこに相談すればいいの?」と思っていらっしゃる方に、洲加本建装工業がどのようなご対応をしているかをご紹介させてください。
洲加本建装工業では、「外壁診断士」「外壁アドバイザー」の資格を持つスタッフが、現地調査・診断・ご提案・お見積りをすべて無料で行っています。「補修が必要かどうかわからない」という段階でも、まずは現状を正確に把握することができますので、お気軽にご相談いただけます。
また、塗装業務を自社で一貫して請け負う「直施工」のスタイルをとっているため、下請けに頼む業者と異なり、現場の職人と直接連携が取れます。「この部分が特に心配」「費用を抑えながら補修したい」といった細かなご要望にも、柔軟にご対応できます。
施工の全工程を撮影してフォトブックにしてお渡しする取り組みや、使用した塗料の出荷証明書のご提出など、工事の内容をしっかりと「見える化」していることも、洲加本建装工業が選ばれている理由のひとつです。
堺市を中心に1700棟以上の施工実績を積み重ねており、地域に根ざした信頼と経験をもとに、お客様ひとりひとりのお住まいに合ったご提案をさせていただいています。
「自分で直せるか、プロに任せるべきか」の判断は、症状の種類と深さによって変わります。幅が0.3mm未満のヘアクラックや、ごく初期のコーキングの傷みなど、軽微で表面に限られた症状であれば、正しい補修材を選んでDIYで対処できる場合もあります。
一方で、幅のある構造クラック、外壁の膨れや剥離、雨漏りのサイン、全体的なチョーキングやコーキングの劣化は、DIYでの対処が難しく、放置すると症状が悪化してより大きな費用がかかることになりかねません。
ホームセンターの補修材は、正しく使えば頼もしいアイテムです。ただし、外壁の素材に合った製品を選ぶこと、下地処理を丁寧に行うこと、そして「自分で対処できる範囲か」を冷静に見極めることが、補修の成否を大きく左右します。
迷ったときは、早めにプロへ相談することが、長い目で見て最もコストのかからない選択です。洲加本建装工業では、診断・お見積りを無料で承っておりますので、「これって大丈夫かな?」と思ったときには、どうぞお気軽にお声がけください。
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