MENU
猛暑対策に効果的!遮熱塗料で屋根・外壁を塗装すると電気代はどれくらい変わる?
投稿日: 2026-06-24
カテゴリー:豆知識|投稿者:sukamoto
「エアコンをつけても部屋がなかなか涼しくならない」「夏の電気代が年々上がっていて、本当に困っている」
そんなお悩みをお持ちの方に、ぜひ知っていただきたいのが「遮熱塗料」という選択肢です。屋根や外壁に遮熱効果のある塗料を塗ることで、建物内部への熱の侵入を抑え、室内温度の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
この記事では、遮熱塗料の仕組みと断熱塗料との違い、屋根・外壁それぞれへの効果の差、実際に電気代がどのくらい変わるのか、そして費用対効果と業者の選び方について、わかりやすくご紹介しています。外壁塗装の塗り替えを検討しているご家庭にも、まず遮熱対策の基本を知りたいという方にも、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

「遮熱塗料」という言葉は耳にしたことがあっても、実際にどんな仕組みで働くのかはよくわからない、という方も多いと思います。まずは基本的なところから一緒に確認していきましょう。
太陽光には、目に見える可視光線・肌を焼く紫外線・そして建物を暖める「近赤外線」の3種類が含まれています。実は、建物の屋根や外壁が夏に熱くなる主な原因は、この近赤外線が吸収されることにあります。
一般的な塗料は、近赤外線を吸収して熱に変えてしまう性質を持っています。これが、夏場に屋根や外壁の表面温度が非常に高くなる理由です。
遮熱塗料が一般的な塗料と大きく異なるのは、近赤外線を反射する特殊な顔料(ピグメント)を含んでいるという点です。熱の元となるエネルギーを吸収せず、跳ね返すことで、屋根・外壁の表面温度の上昇を抑えることができます。
塗膜自体はそれほど厚くなくても効果を発揮できるため、既存の屋根や外壁への塗り替えにも取り入れやすいのが特長のひとつです。
遮熱塗料と混同されやすいのが「断熱塗料」です。名前は似ていますが、働き方が異なります。
遮熱塗料は、熱を「反射」することで建物内部への熱の侵入を防ぎます。夏の暑さ対策を主な目的とした塗料です。
一方、断熱塗料は、熱を「遮断(伝わりにくくする)」ことで室内温度を一定に保つ働きをします。夏の暑さを防ぐだけでなく、冬の室内の暖かさを逃がしにくくする保温効果も期待できます。
また、遮熱と断熱の両方の機能を組み合わせた「遮熱断熱塗料」という製品も存在します。
夏の暑さ対策が主な目的であれば遮熱塗料、冬の保温効果も含めた年間を通じた温熱環境の改善を目指すなら断熱塗料または遮熱断熱塗料が向いています。どちらが自分の住まいに合っているかは、建物の断熱性能・立地・生活スタイルによっても変わりますので、業者への相談時に状況を伝えたうえで選ぶことをおすすめします。

「遮熱塗料を使ってみたいけれど、屋根と外壁どちらに塗ればいいの?」と迷う方もいらっしゃるかもしれません。それぞれの特徴と効果の違いを確認しておきましょう。
遮熱塗料の効果を最も実感しやすいのは、屋根への施工です。
屋根は太陽光を一日を通じて直接受け続ける部位であり、夏場は建物の中で最も温度が上がりやすい場所です。遮熱塗料が施工されていない濃い色の屋根表面は、真夏には70〜80℃以上に達することもあると言われています。
この高温になった屋根が、天井裏の空気を熱し、室内にまで熱をじわじわと伝えていきます。「エアコンをつけても上から暑い」と感じる原因のひとつがこれです。
遮熱塗料を屋根に施工することで、製品や色・施工条件によって異なりますが、屋根の表面温度を20〜30℃程度抑えられるという実測データを持つ製品もあります。天井裏の温度が下がれば、室内温度への影響も直接的に軽減されるため、屋根への施工効果は体感しやすいとされています。
屋根への施工と比べると、外壁への遮熱塗装は効果がやや控えめになることが多いです。外壁は屋根のように終日直射日光を受けるわけではなく、影になる時間帯もあるためです。
ただし、外壁からの熱の侵入も決して無視できるものではありません。特に南向き・西向きの外壁は、午後から夕方にかけて強い日射を受け続けます。夕方以降に「部屋の熱が引かない」と感じる原因のひとつが、外壁に蓄積された熱が室内に放出されることにあります。
屋根と外壁の両方に遮熱塗料を施工することで、建物全体の熱負荷を総合的に下げることができます。「屋根だけ」より「屋根+外壁」の組み合わせのほうが、より安定した遮熱効果を得やすいです。
また、ガレージや物置、カーポートなど住宅に隣接する構造物への遮熱塗装も、輻射熱(周囲から放射される熱)の影響を減らすうえで効果的なケースがあります。

「実際に電気代がどのくらい下がるの?」これは、遮熱塗料に関心を持つ方が最も気になるところだと思います。正直にお伝えすると、効果は住宅の条件によって大きく異なります。それでも、参考になる情報を整理しておきます。
遮熱塗装後の室内温度の変化は、建物の断熱性能・塗料の種類・施工する色・地域の気候条件などによって変わります。
一般的に、遮熱塗装によって室内(特に天井付近)の温度が2〜5℃程度低下したという事例が報告されています。「2〜5℃くらいなら大したことないのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、体感温度への影響は数値以上に大きく、エアコンの設定温度を1℃変えるだけで消費電力が約10%変わると言われていることを考えると、この数値の持つ意味は小さくありません。
ただし、「遮熱塗装をすれば魔法のように涼しくなる」というわけではありません。遮熱塗料の役割は「建物への熱の侵入を減らすこと」であり、エアコンの代わりになるものではありません。「冷房の負担が軽くなる」という正確なイメージで期待値を持っていただくことが大切です。
断熱性能の低い古い建物や、これまで遮熱対策をまったくしていなかった住宅ほど、遮熱塗装の効果を体感しやすい傾向があります。
遮熱塗装によって冷房の効率が上がれば、エアコンの稼働時間・消費電力が減り、電気代の削減につながります。
一般的に、遮熱塗装によって年間の冷房電力を10〜20%程度削減できたとされる事例があります。ただし、この数値はあくまでも参考です。住宅の規模・断熱性能・エアコンの使用習慣・家族の人数・生活時間帯によって、実際の削減効果は大きく異なります。
「遮熱塗装をしたら電気代が年間数万円下がった」という声がある一方で、効果をほとんど感じなかったというケースもあります。遮熱塗料への過剰な期待は禁物ですが、建物の条件が整っていれば、長期にわたって冷房費用の削減効果が続くという点は大きなメリットです。
遮熱塗料の効果を最大限に引き出すためには、断熱材や窓の性能との組み合わせがとても重要です。壁や窓からの熱の侵入が多い住宅では、塗料だけで対応するには限界があります。建物全体の断熱性能を踏まえたうえで、遮熱塗料を有効な手段のひとつとして活用することをおすすめします。
同じ遮熱塗料でも、選ぶ色によって遮熱効果に差が生じることを知っておいてください。
✅白・アイボリー・薄いグレーなど明るい色の塗料は、近赤外線の反射率が高く、遮熱効果が発揮されやすいです。一方、黒・濃紺・ダークブラウンなど暗い色は、一般的に熱を吸収しやすく、遮熱効果が出にくい傾向があります。
ただし、近年では「暗い色でも高い反射率を実現する」特殊な顔料を使った製品も登場しています。「遮熱効果を重視したいけれど、外観のデザインとして暗めの色を使いたい」という場合は、こうした製品の中から選ぶことも可能です。
色選びの際は、デザイン的な好みだけでなく、遮熱性能の数値(日射反射率)もあわせて確認しておくことをおすすめします。

「遮熱塗料って、やっぱり高いの?」という疑問も、よくお聞きします。費用の実態と、長期的な費用対効果の考え方を整理しておきましょう。
遮熱塗料は、一般的な塗料と比べると材料費が1〜2割程度高くなる傾向があります。ただし、「遮熱塗料だから特別に高い」というよりも、「高耐久・高機能な塗料のカテゴリーに入る製品」という位置づけで捉えるのが適切です。
外壁塗装全体の費用は、建物の規模・外壁面積・下地の状態・使用する塗料のグレードによって大きく変わります。正確な金額は現地調査を経た見積もりで初めてわかるものですので、まずは専門業者に相談して見積もりを出してもらうことをおすすめします。
複数の業者から見積もりを取ることで、費用の相場感を掴みやすくなります。その際、「どの塗料を使うのか」「シーリングの補修は含まれているか」など、見積もりの内容を具体的に確認することが大切です。
遮熱塗料の費用対効果を考えるうえでは、一時的な工事費用だけでなく、塗料の耐用年数にわたって積み重なるメリットを総合的に見ることが大切です。
たとえば、耐用年数が15年の遮熱塗料を使用した場合、その15年間にわたって冷房電力の削減効果が続きます。仮に年間の電気代削減額が5,000円であっても、15年間では75,000円の節約になる計算です。さらに耐用年数が長い塗料を選べば、塗り替え頻度も下がりますので、長期的な総コストを抑えることにもつながります。
また、遮熱塗料による外壁塗装には「遮熱効果による電気代の削減」だけでなく、「外壁・屋根の防水性能の回復」「建物の外観の美観維持」という複数の価値が同時に得られます。どうせ塗り替えのタイミングを迎えるなら、一般的な塗料より遮熱塗料を選ぶほうが、トータルでの合理性が高いと言えるでしょう。

遮熱塗料と一口に言っても、製品によって性能・耐久性・価格帯に差があります。何を基準に選べばいいかを知っておくと、業者との打ち合わせがずっとスムーズになります。
遮熱塗料を選ぶ際に最初に確認したい数値が「日射反射率(Solar Reflectance)」です。これは、塗料が太陽エネルギーをどの割合で反射するかを示す指標で、数値が高いほど遮熱効果が高いことを意味します。
一般的に、日射反射率が60%以上の製品が「高遮熱塗料」と呼ばれることが多いです。製品のカタログやメーカーのスペックシートに記載されていますので、複数の製品を比較する際の客観的な基準として活用してください。
ただし、日射反射率が高ければすべてOKというわけではなく、建物の条件・外壁素材・色との組み合わせも性能に影響します。数値だけでなく、業者に相談しながら総合的に判断することをおすすめします。
遮熱塗料にも、シリコン系・フッ素系・ラジカル制御型(紫外線による塗膜劣化を抑制した塗料)など、さまざまなグレードがあります。
遮熱性能だけを重視して選んだ結果、耐候性が低く数年で色褪せ・劣化が進んでしまっては本末転倒です。遮熱効果は塗膜がきれいな状態でこそ発揮されるものですので、耐久性の高い塗料を選ぶことが長期的な効果の維持につながります。
使用する塗料の出荷証明書を提出してくれる業者・メーカー保証が確認できる製品を選ぶことも、品質への安心感を高めるうえで大切なポイントです。
塗料の豆知識▷「無機塗料」と「有機塗料」って何が違う?失敗しない塗料選びの基本
どんなに優れた遮熱塗料を選んでも、施工の品質が低ければ本来の効果は発揮されません。
遮熱塗料の施工では、下地処理の丁寧さ・プライマー(下塗り材)の適切な使用・所定の塗り重ね回数の遵守が、仕上がりの品質を大きく左右します。特に下地処理が不十分な場合、塗膜の密着不良が起き、短期間で剥がれや浮きが生じることがあります。
遮熱塗料の施工経験・実績がある業者かどうかを確認することは、塗料選びと同じくらい重要です。「自社でどんな遮熱塗料の施工をしてきたか」を具体的に教えてもらえる業者は、それだけ現場経験が豊富だという証拠です。

遮熱塗料への関心が高まるのはとても良いことですが、過剰な期待を持ってしまうと「思ったより効果がなかった」という結果になることもあります。正しい理解のために、注意点もあわせて確認しておきましょう。
遮熱塗料は、室内を劇的に冷やす「冷却装置」ではありません。あくまでも「建物への熱の侵入量を減らす素材」です。この点を最初に理解しておくことが、遮熱塗料との正しい付き合い方の出発点です。
建物の断熱性能が全体的に低い場合(古い住宅・断熱材が薄い・隙間風が多いなど)は、遮熱塗料を施工しても期待するほどの室内温度の低下が感じられないことがあります。
また、窓ガラスは塗装の対象外であるため、窓から侵入する熱については遮熱塗料では対応できません。夏の日差しが強い南向き・西向きの窓には、ブラインド・すだれ・遮熱フィルムなどの別の対策も並行して取り入れることが有効です。
「遮熱塗装+エアコンの適切な管理+窓まわりの断熱対策」を組み合わせることが、猛暑を乗り越えるための最も効果的なアプローチです。ひとつの対策だけに頼るのではなく、複数の手段を組み合わせる視点を持っておいてください。
「遮熱塗料を検討したいけれど、どこに相談すればいいかわからない」という方に、洲加本建装工業のサービスをご紹介させてください。
洲加本建装工業では、外壁診断士・外壁アドバイザーの資格を持つスタッフが、現地調査・診断・ご提案・お見積りをすべて無料で行っています。遮熱塗料を含む幅広い塗料の選択肢の中から、建物の状態・立地・ご予算・ご希望に合った製品を丁寧にご提案しています。「どの遮熱塗料が自分の家に合っているかわからない」という段階からでも、安心してご相談いただけます。
塗装専門のショールームでは、実際の塗料サンプルを見て・触って体感していただけます。カタログの写真だけでは伝わりにくい色味や質感を、実物でご確認いただける環境が整っています。
施工は自社のスタッフが一貫して担当する「直施工」のスタイルをとっているため、下地処理から遮熱塗料の塗り重ね・仕上げまでを丁寧に管理できます。使用した塗料の出荷証明書のご提出・施工全工程を撮影したフォトブックの提供など、工事の「見える化」への取り組みも、安心してお任せいただける理由のひとつです。
堺市を中心に1700棟以上の施工実績と、2年・5年・8年・10年の定期点検・最長10年の自社保証制度により、塗装後も長期にわたってサポートさせていただきます。
遮熱塗料は、太陽光に含まれる近赤外線を反射することで屋根・外壁への熱の侵入を抑え、冷房の負担を軽減する効果が期待できる塗料です。特に屋根への施工は効果を体感しやすく、外壁とあわせて施工することで建物全体の熱負荷をより効果的に下げることができます。
電気代の削減効果は住宅の断熱性能・規模・エアコンの使用状況によって異なりますが、塗料の耐用年数にわたって冷房電力の削減が続くという点で、長期的な費用対効果は高いと言えます。
塗料を選ぶ際は、日射反射率・耐候性・耐久性をあわせて確認し、施工経験の豊富な業者に依頼することが大切です。遮熱塗料は施工の品質が効果に直結するため、「どの塗料を使うか」と同じくらい「誰が施工するか」が重要なポイントになります。
また、遮熱塗料はあくまでも「熱の侵入を減らす手段のひとつ」であり、窓の断熱対策やエアコンの適切な使用と組み合わせることで、最大限の効果を発揮します。
猛暑対策として遮熱塗装にご興味のある方は、ぜひ一度、洲加本建装工業にご相談ください。診断・お見積りはすべて無料で対応しておりますので、まずはお気軽にお声がけいただければと思います。
ページ一覧
表彰
よくあるご質問
対応エリア

堺市堺区、堺市北区、堺市中区、堺市西区、堺市南区、堺市美原区、高石市、和泉市、泉大津市、泉北郡忠岡町、岸和田市、貝塚市、泉南市、阪南市、松原市、羽曳野市、河内長野市、大阪狭山市、藤井寺市、富田林市
にお伺い致します!!お気軽にお問合せ下さい。
取り扱い塗料紹介
外壁塗料
ウレタン系塗料
シリコン系塗料
ラジカル制御型塗料
遮熱・防水型塗料
フッ素系塗料
無機塗料
屋根塗料
シリコン系塗料
ラジカル制御型塗料
遮熱塗料
断熱塗料
無機塗料
※ほかにも多数取り扱っております
SNS

