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瓦屋根の漆喰詰め直しが必要な理由
投稿日: 2026-02-19
カテゴリー:豆知識|投稿者:sukamoto
「屋根の漆喰が剥がれていますよ」と言われたけれど、本当に工事が必要なのか分からない。そんな不安を感じたことはありませんか。瓦屋根の漆喰は普段あまり意識されない部分ですが、実は雨漏りを防ぐ大切な役割を担っています。
本記事では、瓦屋根における漆喰の役割や劣化のサイン、詰め直しが必要な理由、工事の流れや費用の目安までをわかりやすく解説します。

瓦屋根に使われている漆喰は、単なる飾りではありません。屋根の最も高い部分である「棟(むね)」や、鬼瓦の周囲などに施工され、瓦内部への雨水侵入を防ぐ重要な防水部材なのです。見た目は白い帯のように見えますが、その内側には「葺き土(ふきつち)」と呼ばれる土が詰められており、漆喰はそれを覆って保護する役割を担っています。
漆喰は主に棟瓦の根元部分や鬼瓦の周囲に施工されています。棟とは屋根の頂上にあたる部分で、瓦を何段も積み上げて仕上げる構造になっています。その隙間を埋め、内部を守るのが漆喰です。雨や風が直接当たる場所だからこそ、漆喰の状態が屋根全体の寿命を左右するというわけです。
漆喰の役割は大きく三つあります。一つ目は、葺き土を雨水から守ること。二つ目は、瓦の隙間からの水の侵入を防ぐこと。三つ目は、美観を整えることです。特に防水面での役割は大きく、漆喰が劣化すると内部の土が露出し、水を吸いやすい状態になってしまいます。

漆喰は永久に持つ素材ではありません。紫外線や雨風にさらされ続けることで、徐々にひび割れや剥がれが生じます。築10年から20年ほど経過すると、劣化が目立ち始めるケースも少なくありません。見た目では小さなひびに見えても、そこから雨水が入り込む可能性があるのです。
漆喰は乾燥と湿潤を繰り返すことで収縮し、ひび割れが生じます。さらに強風や地震などの揺れが加わると、剥がれや欠けにつながることもあります。とくに南向きや風当たりの強い屋根では劣化が早まる傾向があります。
漆喰が剥がれると、内部の葺き土がむき出しになります。土は水を吸収しやすいため、雨が続くと含水率が上がり、棟瓦のズレや沈み込みを引き起こします。最初は小さな剥がれでも、放置すれば棟全体の崩れにつながる可能性があるのです。

「少し欠けているだけだから」と放置してしまうと、思わぬトラブルにつながります。漆喰は屋根の防水ラインの一部であり、その機能が失われると内部構造にまで影響が及びます。
ひび割れ部分から入り込んだ水は、毛細管現象によって内部に吸い上げられることがあります。さらに強風時には雨水が吹き込むため、通常よりも多くの水が侵入する可能性があります。気づかないうちに野地板や下地材が湿気を帯び、雨漏りの原因になることもあるのです。
屋根の内部には野地板や貫板といった木部があります。これらは湿気に弱く、長期間水にさらされると腐食します。腐食が進むと、単なる漆喰補修では済まず、棟の取り直しや葺き替え工事が必要になる場合もあります。

漆喰詰め直し工事では、まず劣化した漆喰を丁寧に撤去します。古い漆喰の上に重ね塗りするだけでは、内部にひびが残り、再び剥がれる可能性があるためです。下地を確認し、問題がなければ新しい漆喰を適切な厚みで施工します。
工期は屋根の大きさにもよりますが、一般的な住宅であれば数日程度が目安です。足場が必要な場合は費用が増えることもありますが、屋根工事は安全性が最優先です。無理に足場なしで行うべきではないでしょう。
漆喰の劣化は、ある日突然大きなトラブルとして現れるわけではありません。多くの場合、いくつかの「小さなサイン」が出ています。これらを見逃さないことが、雨漏りや大規模修繕を防ぐ第一歩なのです。
棟部分の漆喰に細かなひび割れが入っていたり、一部が欠け落ちている場合は、劣化が始まっているサインです。とくに屋根の下や地面に白い破片が落ちている場合は、漆喰が剥離している可能性があります。
見た目は小さな不具合でも、内部の葺き土(ふきつち)が露出すると雨水の影響を受けやすくなります。早めの点検であれば、比較的軽微な補修で済むケースも多いのです。
地上から屋根を見上げたときに、棟のラインがまっすぐでなく、わずかに波打っているように見えることはありませんか。これは内部の葺き土や貫板(ぬきいた)が劣化し、棟瓦を支える力が弱まっている可能性があります。
漆喰の問題だけでなく、構造的な不安定さにつながっている場合もあるため注意が必要です。放置すると棟瓦のズレや崩れにつながることもあるのです。
台風や強風のあとに、屋根から砂のような土や白い破片が落ちてくる場合は、内部の葺き土や漆喰が劣化しているサインかもしれません。土が流出すると棟の固定力が弱まり、雨水が侵入しやすい状態になります。
こうした症状が見られる場合は、できるだけ早く専門業者に相談することが大切です。なお、自分で屋根に登るのは非常に危険ですので、必ずプロに点検を依頼しましょう。

漆喰の補修とひとことで言っても、実際には劣化の度合いによって工事内容が異なります。適切な判断をするためには、それぞれの違いを知っておくことが大切です。
表面の漆喰のみが劣化している場合は、既存の傷んだ部分を撤去し、新たに漆喰を詰め直す工事で対応できます。内部の葺き土や貫板に問題がなければ、この方法で十分機能を回復できます。
比較的工期も短く、費用も抑えられるため、早期発見・早期補修ができれば負担も軽くなるでしょう。
一方で、内部の木部が腐食していたり、棟瓦自体がズレている場合は、棟取り直し工事が必要になります。これは一度棟瓦を解体し、葺き土や貫板を新しいものに交換してから、瓦を積み直す工事です。
見た目では判断が難しいため、表面だけ補修しても根本的な解決にならないケースもあります。内部の状態を正確に見極めることが重要なのです。
屋根は高所であり、内部構造も複雑です。表面だけを見て「すぐに工事が必要」と判断するのは危険です。不安をあおる訪問販売には注意し、写真付きで状況を説明してくれる業者を選びましょう。
洲加本建装工業では、屋根の現地調査を丁寧に行い、写真や報告書で状況をご説明します。必要な工事のみをご提案し、過剰な工事をすすめることはありません。漆喰補修から屋根全体のメンテナンスまで、一貫して対応いたします。
瓦屋根の漆喰は、屋根を雨水から守る重要な部材です。ひび割れや剥がれを放置すると、内部の木部腐食や雨漏りにつながる可能性があります。早めの点検と適切な補修が、結果的に大きな出費を防ぐことにつながるのです。もし漆喰の劣化が気になる場合は、まずは専門業者による現地調査を受けてみてください。洲加本建装工業では無料診断も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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