MENU
セキスイハイムの外壁塗装はなぜ難しい?パネル構造の特徴と塗料選び
投稿日: 2025-08-27
カテゴリー:豆知識|投稿者:sukamoto
セキスイハイムは、大手ハウスメーカーとして高い耐久性と高断熱性を持つ住宅を提供しています。その品質の高さから、「メンテナンスはあまり必要ないのでは?」と考える方も多いかもしれません。
しかし、どれほど優れた住宅であっても、外壁塗装の劣化は時間とともに確実に進行します。セキスイハイムの住宅にも、10〜15年を目安に塗装のメンテナンスが必要とされており、これは他の住宅と変わりません。
特に、セキスイハイムで採用されている「ボックスラーメン構造」や「ユニット工法」といった独自の建築スタイルは、外壁の構造や仕上げが一般的な木造住宅と異なります。そのため、通常の塗装業者では対応が難しいケースもあるのです。
この記事では、セキスイハイム住宅の特徴と、それに応じた外壁塗装の注意点、塗料選びのポイントをわかりやすく解説していきます。
セキスイハイムの住宅は、日本を代表するプレハブ住宅(工業化住宅)として知られており、「ユニット工法(ボックスラーメン構造)」という独自の建築技術を採用しています。
これは、鉄骨や軽量鉄骨をベースとした立方体状のユニット(箱)を、工場で高精度に生産・組立したうえで、現場に運搬し、クレーンで積み上げて接合するという方式です。全体の施工精度が高く、職人の腕に頼る部分が少ないため、品質のばらつきが少なく、短工期での施工が可能という大きなメリットがあります。
「ラーメン構造」とは、柱と梁を一体化させた構造体のことで、建物全体で力をバランスよく受け止める耐震性の高い構造です。セキスイハイムのユニット住宅はこの構造を基本とし、「工場品質」×「現場スピード」を両立させた住宅といえるでしょう。
このボックス型ユニット同士を接合する際、床・壁・天井がすでに一体化されているため、目地部に特殊な処理が施されており、一般住宅のサイディング構造とは大きく異なる点に注意が必要です。
ただし、こうした構造上の特性は、メンテナンスや外壁塗装の際に“ハードル”として立ちはだかることもあります。
そのため、セキスイハイム住宅の塗装には、建物の構造と素材に関する深い知識と経験が不可欠なのです。
セキスイハイムでは、建築時期や商品シリーズ(パルフェ・ドマーニ・スマートパワーステーションなど)によって、さまざまな外壁材が使われていますが、特に以下のようなパネルが主流です。
特に1990年代以降のセキスイハイム住宅で多く採用されているのが、セラミックコーティングされた高耐久外壁パネルです。
見た目が劣化していなくても、防水性の低下や接合部シーリングの硬化・劣化が進んでいるケースがあり、放置すると内部結露や雨漏りに発展することもあります。
比較的新しいモデルの一部では、意匠性の高い窯業系サイディング風のパネルが採用されています。これはセラミック塗装を施されていない場合もあり、通常の窯業サイディングに近い塗装対応が可能です。
ただし、
塗装を行う際は、下地調整・吸水防止処理・密着試験などを事前に行うことで、長持ちする塗膜仕上げが可能になります。
一部の高断熱仕様住宅では、ガルバリウム鋼板やALCパネルが採用されているケースもあります。
特にALC系は、専用フィラー+透湿性のある仕上げ塗料を選ぶ必要があり、汎用塗料ではすぐに劣化してしまう可能性があります。
このように、セキスイハイムの外壁構造は一見シンプルに見えても、実際には「特殊な下地」「特殊な接合部」「素材ごとに異なる塗料の選定」という複数の難点があります。
したがって、以下のようなプロセスを丁寧に踏んだうえで施工することが重要です。
洲加本建装工業では、これらの下地調査や密着確認を徹底したうえで、建物ごとに最適な塗装仕様をご提案しています。
特にセラミックコーティングされた外壁パネルは、“難付着性”と呼ばれる特性を持っており、通常の下塗り材では上塗り塗料が剥がれやすくなります。
そのため、塗装前には外壁材が何で構成されているのかを正確に判断し、それに合った高密着プライマー(下塗り材)を使う必要があります。外壁材を誤って判断した場合、数年以内に塗膜が浮いたり剥がれたりする可能性もあるのです。
セキスイハイムの住宅では、ユニット同士の接合部に特殊なシーリング処理が施されています。一般的なコーキング剤を使うと相性が悪く、硬化不良や剥がれ、ひび割れを引き起こすケースがあります。
さらに、構造的に「縦目地」が多くなるため、塗装前の補修処理も時間と技術を要します。これを疎かにすると、雨漏りや内部腐食のリスクが高まるため、信頼できる専門業者への依頼が重要です。
セキスイハイム住宅には、特殊な下塗り材と上塗り塗料の組み合わせが求められます。たとえば「弱溶剤系の高密着プライマー」「フッ素系や無機塗料の中でも対応品」などが該当します。
具体的には、以下のような塗料メーカー・商品が候補となります。
これらは、耐候性が高く、密着力にも優れており、セキスイハイム特有の外壁にも対応可能な仕様です。
セキスイハイム住宅の外壁は、もともと「ツヤ感のある意匠」が特徴的です。その風合いを残したい場合は、クリヤー塗装(透明仕上げ)という選択肢もあります。ただし、外壁の劣化が進んでいるとクリヤーは適用できないため、築7〜10年程度の比較的早い段階での塗装が理想です。
セキスイハイムの住宅は構造が特殊なため、施工経験が乏しい業者では対応しきれないことが多いです。以下のようなポイントをチェックしながら、業者選びを行いましょう。
洲加本建装工業では、セキスイハイムをはじめとした大手ハウスメーカー住宅の外壁塗装にも対応しており、構造を理解したうえで最適な施工プランをご提案しています。
「セキスイハイムだから安心」と思っていても、10年・15年と経過すれば、どんな高性能な住宅でもメンテナンスは必要になります。
しかも、構造が特殊だからこそ、外壁材の診断・塗料選び・施工技術のすべてにおいて高度な対応力が求められるのです。
外壁塗装は、家を守るための重要なメンテナンスです。見た目の美しさだけでなく、防水性・耐久性を長く保つためにも、セキスイハイム住宅の特性を理解した専門業者に相談することをおすすめします。
セキスイハイムの塗装でお悩みの方は、洲加本建装工業までお気軽にご相談ください。
ページ一覧
表彰
よくあるご質問
対応エリア
堺市堺区、堺市北区、堺市中区、堺市西区、堺市南区、堺市美原区、高石市、和泉市、泉大津市、泉北郡忠岡町、岸和田市、貝塚市、泉南市、阪南市、松原市、羽曳野市、河内長野市、大阪狭山市、藤井寺市、富田林市
にお伺い致します!!お気軽にお問合せ下さい。
取り扱い塗料紹介
外壁塗料
ウレタン系塗料
シリコン系塗料
ラジカル制御型塗料
遮熱・防水型塗料
フッ素系塗料
無機塗料
屋根塗料
シリコン系塗料
ラジカル制御型塗料
遮熱塗料
断熱塗料
無機塗料
※ほかにも多数取り扱っております
SNS