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外壁塗装の工事期間は何日?着工から完工までの流れと生活への影響。

投稿日: 2026-07-28

カテゴリー:豆知識|投稿者:sukamoto

「外壁塗装を依頼したいけれど、工事中は生活にどんな影響が出るの?」「何日間も家の周りに足場が立ったままになるの?」という疑問は、塗装工事を検討し始めた方からよくお聞きします。

工事期間中の生活イメージが掴めないと、なかなか依頼に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、外壁塗装の工事期間の目安、着工から完工までの工程ごとのスケジュール、工程によって生活にどんな影響が出やすいか、そして工期が延びやすい条件とその対処法について、わかりやすくご紹介しています。「工事中はどんなことに気をつければいいか」をあらかじめ知っておくだけで、工事期間中の不安はずっと小さくなるはずです。

外壁塗装って、大体何日くらいかかるの?

まず「どのくらいの期間を想定しておけばいいか」という全体像を把握しておきましょう。工事の規模や条件によって変わりますが、目安を知っておくだけでも、生活の準備がしやすくなります。

一般的な戸建て住宅の工事期間の目安

一般的な戸建て住宅(延床面積30〜40坪程度)の外壁塗装であれば、足場の組み立てから解体・清掃まで含めて、おおむね7〜14日程度が目安とされています。

ここで気をつけていただきたいのが、「塗装作業を行っている日数」と「工事期間全体の日数」は異なるという点です。

塗装作業の前後には、高圧洗浄後の乾燥・各塗装工程間の乾燥・天候による休工日などが発生します。「今日は職人さんが来ていないけれど、工事は続いている」という日も当然出てきます。

「足場が建っている期間=工事全体の期間」と考えておくとわかりやすいでしょう。2週間程度は足場が設置されたままになることを、あらかじめ想定しておくと安心です。

工期を左右する4つの主な要因

工事期間が目安より長くなったり、短くなったりするのには、いくつかの理由があります。

まず「建物の規模」です。外壁の面積が広いほど、塗装にかかる日数は増えます。2階建てと3階建てでは足場の規模も変わりますし、外壁材の凹凸が多い場合は塗装に時間がかかることもあります。

次に「使用する塗料の種類」です。塗料によって乾燥に必要な時間が異なるため、乾燥時間の長い塗料を選ぶと工期が若干延びることがあります。

また、「外壁の劣化状態」も大きく影響します。ひび割れの補修やシーリング(外壁の継ぎ目に使うゴム状の充填材)の打ち替えが必要な箇所が多いほど、下地補修の工程に時間がかかります。

そして「天候」です。雨天や強風の日は作業ができないため、天候次第では工期が数日単位で延びることもあります。この点については後ほど詳しくお伝えします。

工程ごとのスケジュール、どんな順番で進むの?

外壁塗装は、複数の工程が順番に積み重なって完成します。それぞれの工程で何が行われるかを知っておくと、「今日はどんな作業があるのか」が把握しやすくなり、生活の調整もしやすくなります。

足場の組み立て(1日

工事の最初に行われるのが、足場の組み立てです。建物の外周に金属パイプを組み合わせて設置するため、金属音が響き、作業員の出入りが始まります。

この日は特に音が大きくなりやすいため、在宅勤務の方や小さなお子様・ペットがいるご家庭は、外出のタイミングを調整しておくとよいかもしれません。

また、足場が設置されると建物の2階・3階へのアクセスが容易になります。工事期間中は戸締りの意識をいつも以上に高めておくことが大切です。窓の施錠を徹底し、気になる場合は補助錠の活用も検討してみてください。

高圧洗浄(1日・乾燥1〜2日

足場が設置されたら、次は外壁全体を専用の高圧洗浄機で洗い流す工程です。長年蓄積した汚れ・コケ・古い塗膜の粉化物(チョーキングと呼ばれる白い粉)などを除去し、塗料が密着しやすい下地を整えます。

高圧洗浄は騒音が比較的大きい工程のひとつです。水を勢いよく噴射する機械音が続くため、在宅の場合はある程度の音を想定しておいてください。

洗浄後は、塗料の密着性を高めるために十分な乾燥期間(1〜2日程度)が必要です。この乾燥日は職人さんが来ない日になることが多いですが、工事はきちんと進んでいますのでご安心ください。

洗浄時には水が周囲に飛び散ることがあります。洗濯物は事前に取り込み、開けておいた窓はしっかり閉めておくようにしましょう。

養生・下地補修・シーリング(1〜3日

高圧洗浄が終わると、塗装の準備を整える工程に入ります。

まず「養生(ようじょう)」と呼ばれる作業が行われます。これは、塗料が付着してはいけない窓・ドア・植栽・エアコンの室外機などを専用のシートやテープで覆う作業のことです。この養生シートが設置されている間は、窓の開閉が制限されることがあります。

換気が必要な時期に窓を開けられないのは少し不便に感じるかもしれませんが、塗料が室内に入り込まないようにするための大切な処置ですのでご理解ください。

養生と並行して「下地補修」も行われます。ひび割れの補修・シーリングの打ち替え(古くなった充填材を撤去して新しいものを充填する作業)などが含まれます。外壁の劣化が進んでいるほど補修箇所が多くなり、この工程に時間がかかることもあります。

下塗り・中塗り・上塗り(3〜5日

いよいよ塗装の本工程です。外壁塗装は基本的に「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で行われます。

下塗りは、プライマー(下塗り材)と呼ばれる塗料を塗る工程で、外壁と仕上げ塗料をしっかり密着させる接着剤のような役割を担います。中塗りと上塗りは仕上げの工程で、色・艶・耐久性を決定づける塗料を重ねていきます。

各工程の間には塗料を十分に乾燥させる時間が必要です。「乾いたからすぐ次を塗る」という進め方では、密着不良や仕上がりのムラが生じてしまうため、工程と工程の間には必ず一定の時間を空けています。

洲加本建装工業では、中塗りと上塗りで色を微妙に変えて塗ることで、施主の方が塗り回数をご自身で確認できる工夫を取り入れています。「本当に2回塗っているの?」という不安を感じさせない透明性への取り組みです。

この塗装工程の期間は、作業員の出入りが比較的安定しており、騒音も高圧洗浄や足場組み立て時と比べると穏やかです。ただし塗料の臭いが気になる場合がありますので、作業が終わった夕方以降に換気するようにしてください。

検査・足場解体・清掃(1〜2日

塗装工程が完了したら、仕上がりの確認・検査を行います。塗り残し・色ムラ・シーリングの状態などを丁寧にチェックし、問題がなければ足場の解体に入ります。

足場の解体は、組み立て時と同様に金属パイプを取り外す作業のため、金属音が響きます。1日かけて行われることが多く、解体後は周辺の清掃・片づけを経て工事完了となります。

足場が取れた瞬間に生まれ変わった外壁を目にするのは、多くのお客様が「工事をして良かった」と実感される瞬間でもあります。

工事中の生活、何が一番困る?

工事期間中の生活への影響は、工程によって異なります。「何が一番困るか」は家庭の状況によっても変わりますが、あらかじめ想定しておくことで、かなりスムーズに乗り越えられます。

窓が開けられない時間帯が生じる

養生期間中は、窓・換気口・エアコンの室外機周辺が専用シートで覆われるため、自由に窓を開けられない時間帯が生じます。

特に夏場は換気できないことによる室内の暑さが気になるかもしれません。作業が終わった夕方以降は養生シートを動かしてもらえることもありますので、担当者に相談してみてください。

日中の換気が難しい期間は、空気清浄機やサーキュレーターを室内で活用する方法が効果的です。塗料の臭いがある日は窓を閉めておくほうが室内への影響を少なくできるため、換気は作業終了後のタイミングを見計らって行うのがおすすめです。

洗濯物・車・植栽への影響

高圧洗浄や塗装作業の日は、洗濯物を外に干すことができません。室内干しの準備をしておくか、コインランドリーを活用することも選択肢のひとつです。工程表を事前にもらっておけば、「今日は外に干せない日」を把握しやすくなります。

駐車場が建物に隣接している場合は、塗料や洗浄水が車に飛散するリスクがあります。養生シートで保護してもらえるよう業者に依頼するか、工事期間中は離れた場所に駐車するよう検討してみてください。

植栽は養生シートで覆われることが多いですが、長期間シートをかけたままにすると、日光が遮られて植物がダメージを受ける場合があります。気になる植物がある場合は事前に業者へ伝えておくとよいでしょう。

騒音・においへの備え方

工事期間中の騒音は、足場の組み立て・解体と高圧洗浄の日が最も大きくなります。在宅勤務の方やお昼寝が必要な小さなお子様がいるご家庭は、工程表で「音が大きくなる日」を事前に把握して、その日だけ外出するという対策がとりやすいでしょう。

塗料の臭いについては、近年普及している水性塗料は比較的穏やかですが、ゼロというわけではありません。臭いが気になる場合は、塗装工程の日の日中は換気を控えめにして、作業終了後にまとめて換気するのが効果的です。

ペットがいるご家庭では、犬や猫の嗅覚は人間より鋭いため、臭いに敏感に反応することがあります。落ち着けるスペースを1部屋確保しておくと安心です。

来客・宅配・在宅勤務への配慮

足場と養生シートが設置されると、玄関まわりの見通しが悪くなることがあります。インターホンやポストへのアクセスが一時的に制限される場合もありますので、工事期間中に宅配が届く予定がある場合は、配送業者への事前連絡や置き配の設定を検討しておくとスムーズです。

大切なお客様の来訪が予定されている場合は、工事の前後に日程を調整できると理想的です。それが難しい場合は、「ただいま外壁工事中です」と一言お伝えしておくだけで、相手に不安を与えずに済みます。

在宅勤務の方は、騒音が大きい工程の日だけカフェや図書館に移動するという対策が効果的です。工程表を手元に持っておくことで、日々の仕事環境を事前に調整できます。

工期が延びることってあるの?どんなときに延びるの?

「予定通りに終わるの?」という不安も、多くの方が感じることです。正直にお伝えすると、工期が延びることは珍しくありません。ただ、延長の多くは「施工品質を守るための判断」によるものです。

天候による工期延長が最も多い原因

工期延長の最大の原因は、天候です。雨天・強風・気温が極端に低い日・高すぎる日は、塗料が適切に乾燥せず、仕上がりの品質に影響が出るため、施工を行うことができません。

特に梅雨の時期は雨が続く日が多く、工期の見通しが立ちにくくなります。「梅雨に入ってから工期が延びてしまった」というケースは、外壁塗装ではよくあることです。

「雨でも無理に施工してほしい」という気持ちはわかりますが、濡れた下地の上に塗装すると密着不良が生じ、数年で剥がれが起きてしまいます。天候による工期延長は、品質を守るために必要な判断なのです。

下地の状態が想定以上に悪かった場合

施工前の診断では把握しきれなかった劣化が、高圧洗浄や養生の段階で発見されることがあります。外壁材の内部腐食・深部のひび割れ・シーリングの大規模な劣化などが見つかった場合は、その補修工程が追加されます。

「余計な工事を増やされているのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、発見した問題を放置して塗装を進めても、数年後に同じ箇所から雨漏りや剥がれが生じることになります。下地の問題をその場で丁寧に補修することが、長持ちする塗装につながるのです。

事前に外壁診断士による詳細な現地診断を受けておくことで、補修が必要な箇所をある程度事前に把握でき、工期の見通しが立てやすくなります。

工期延長を最小限にするための事前準備

工期を安定させるためにできることは、いくつかあります。

まず、施工前に詳細な現地診断を受けておくことです。外壁の状態をあらかじめ正確に把握しておくことで、補修範囲の見込みが立ちやすくなり、工期のブレを小さくできます。

次に、施工時期の選択です。梅雨や台風シーズンを避けた春(3〜5月)・秋(9〜11月)は、天候が比較的安定していて工期が読みやすく、塗料の乾燥にも適した季節です。

また、業者から工程表をもらっておき、スケジュールの変更があった場合には早めに連絡をもらえるよう事前に依頼しておくことも、生活の調整をスムーズにするうえで大切なポイントです。

▷外壁塗装に適した時期・季節ってあるんですか?

工事をスムーズに進めるために、住む側ができることって?

工事を進めるのは業者ですが、住む側からも工事をスムーズにするために協力できることがあります。いくつかの準備と心がけが、工事期間中のストレスを大きく減らしてくれます。

✅工程表を事前にもらっておく重要性

工程表は、工事期間中の生活を整えるうえで非常に役立つ情報源です。「今日は高圧洗浄だから洗濯物は室内干しにしよう」「足場解体の日は騒音があるから在宅勤務を変更しよう」といった具体的な判断が、工程表があれば事前にできます。

工程表を自主的に提供してくれる業者は、施工管理が丁寧で、施主へのコミュニケーションを大切にしている業者の証でもあります。もし提供されない場合は、遠慮なく「工程表をいただけますか」と依頼してみてください。

✅近隣への事前挨拶の大切さ

外壁工事の騒音・塗料の臭い・作業員の車の駐車などは、近隣の方にも影響が及ぶことがあります。工事が始まる前に「○日頃から約2週間ほど外壁工事が始まります。ご迷惑をおかけするかもしれませんがどうぞよろしくお願いします」と一言伝えておくだけで、関係を良好に保ちやすくなります。

信頼できる業者であれば、施工開始前に担当者が一緒に近隣への挨拶回りをしてくれることがあります。こうした丁寧な対応をしてくれるかどうかも、業者選びのひとつの判断材料になるでしょう。

✅工事中に気になったことは早めに伝える

工事が進む中で「この部分の色が思っていたイメージと違う」「ここが気になっているのだけど」という感覚が生まれることがあるかもしれません。そういった違和感は、早い段階で担当者に伝えることがとても大切です。

工事が進めば進むほど、後からの修正が難しくなります。遠慮して言えないまま完工を迎えてしまうと、双方にとって残念な結果になることも。「これは相談してもいいのかな?」と思ったことは、ぜひ気軽に声をかけてみてください。信頼できる業者であれば、きちんと向き合って対応してくれるはずです。

季節によって工期や品質は変わるの?

外壁塗装は、どの季節でも施工できるわけではありません。施工時期によって工期の安定性や仕上がりの品質に差が出ることがあります。計画を立てる際には、季節の特性も考慮しておきましょう。

春・秋が外壁塗装に向いている理由

外壁塗装に最も向いているのは、春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。気温・湿度が安定していて、塗料の乾燥が適切に進みやすく、天候が比較的読みやすいため工期も安定しやすいという特長があります。

ただし、多くの方が同じ時期に施工を検討するため、春と秋は依頼が集中しやすい季節でもあります。希望する時期に施工してもらうためには、早めの問い合わせ・予約が重要です。「来年の秋に施工したい」と思っているなら、春頃から相談を始めておくと余裕を持った計画が立てられます。

梅雨・真夏・真冬が難しい理由

梅雨の時期は降雨日が多く、乾燥のための休工日が増えやすいため、工期が読みにくくなります。また、濡れた下地への塗装は密着不良を引き起こすリスクがあるため、丁寧な業者ほど天候を慎重に見極めながら施工を進めます。

真夏は気温が高すぎることで塗料が急速に乾いてしまい、色のムラや気泡が生じる場合があります。一方で、「夏の暑さ対策として遮熱塗料を使いたい」という場合は、夏が来る前の春に施工しておくことで、効果を最大限に発揮できます。

真冬は気温が5℃を下回ると、多くの塗料が施工適温を外れ、品質に影響が出ることがあります。降雪地域ではさらに施工できる期間が限られますので、冬前に計画を済ませておくことをおすすめします。

「この季節には施工できない」という制約ではなく、「各季節の特性を理解したうえで最適なタイミングを選ぶ」という視点で計画を立てることが大切です。

▷屋根・外壁塗装に最適な季節は?堺市の気候を踏まえた工事時期の選び方

まとめ

外壁塗装の工事期間は、一般的な戸建て住宅で7〜14日程度が目安です。足場の組み立てから解体・清掃まで含めると、約2週間の期間を想定しておくとよいでしょう。

工程は「足場組み立て→高圧洗浄・乾燥→養生・下地補修・シーリング→下塗り・中塗り・上塗り→検査・足場解体・清掃」という順番で進みます。工程ごとに生活への影響が異なりますが、工程表を事前にもらっておくことで、日々の生活を無理なく調整できます。

工期が延びる主な原因は天候と下地の状態ですが、どちらも「施工品質を守るための判断」として理解していただければ、工期延長への不安も小さくなるはずです。施工前の詳細な現地診断を受けておくことと、春・秋など天候が安定した時期を選ぶことが、工期を安定させるうえで効果的です。

洲加本建装工業では、外壁診断士による丁寧な現地診断と工程表の提供、施工全工程の写真記録によるフォトブックのお渡しを通じて、工事期間中も安心して暮らしていただける体制を整えています。「工事中の生活が心配」という段階からでも、ぜひお気軽にご相談ください。

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